こんにちは。
皆さんは、おニャン子クラブの思い出ってどんなものがありますか?
私は正直、ほとんど記憶にないんですよね。
おニャン子クラブは、夕やけニャンニャンという番組で結成されたアイドルグループですが、放送当時は小学生だった私にとって、アイドルよりとんねるずや鶴ちゃんが面白くて観ていた番組でした。
だから、おニャン子クラブの印象って、これまた当時放送していたアニメ「ハイスクール奇面組」のエンディングソング「象さんのすきゃんてぃ」くらいかなあ?
さて、今回紹介する本
「卒業記念 完全保存版 まいどおニャン子」
私、動画で「卒業記念まいど完全保存版 おニャン子」って読んでるかも^^;
動画でもお話ししていますが、記憶に残っているのは渡辺満里奈さんと国生さゆりさんくらいなんですよ。
実際、本に載っている他のメンバーを見ても、「あ!山本スーザン久美子って名前覚えてる!」というくらいで、あとはよくわからないなあ。
ただ、渡辺満里奈さんは昔可愛かったんですねえ!
平成の今でもアイドルとして全然通用する感じじゃないですか?
さすがに現在も現役でテレビに出ているだけありますねえ。
この本が出版されたのは1987年、私は中学1年生かな?
その年の日本の出来事をサイト「年代流行」さんを参考に調べてみました。
すると、やはり「おニャン子クラブ解散」が入っていますねえ。
そのほかには
財テクブーム
サラダ記念日
マイケル・ジャクソン後楽園球場コンサート
国鉄民営化、JR発足
ワンレン・ボディコン大流行
アメカジ
ケミカルウォッシュジーンズ
日本で一昔前に流行した有名なやつが盛り沢山な年じゃないですか!
バブルが流行語に選ばれたのも1987年ですって。
ほかにも、朝シャン、ゴクミ、花キン、ですよ。
まさに、日本が一番キラキラしていた時代ですねえ。
もし今の年齢のまま当時に帰ることができるのなら、これほど浮かれて楽しめる時代もないんじゃないかと思うほどの、本当にイカていた時代ですね。
ところで、この本に載っているおニャン子クラブの集合写真を見ると、秋元康氏の売れるアイドル像というのが当時すでに完成されていたことがわかります。
なにせ、おニャン子クラブのメンバー全体を見渡した時の印象と、現在のAKBグループのメンバーを見渡した時の印象が同じなんですから。
秋元康氏は、おニャン子クラブの頃から現在にかけて、本当の美女だけで結成したアイドルグループはヒットしないということを証明し続けたわけですね。
つまり、
完成したものは意外と魅力がない。
未完成でバランスは悪いけど、どこか一点だけは強烈に光っているものに多くの人は魅かれる。
ということを証明し続けたんだなと思いました。
そういう意味で、現代のアイドルを語る上で参考になる本だと思います。
さすがは完全保存版ですね!