沖縄本好きあこがれの古本屋に行ってきました!
ぼくのブログを読んでくださっている方は、なんとなく気づかれているかもしれませんが、ぼくは沖縄本が好きなジャンルの1つなんです。
沖縄には、沖縄独自の出版文化があって、本土にではなかなか見かけることのない出版社の本がけっこうな数あるんですよ。
だから、沖縄へ行くたびに沖縄の出版社の本を、ジュンク堂や古本屋へ行っては探すのが大好きなんです。
まあ、本好き以外には全く理解されない宝探しの旅です。^_^;
今回は、沖縄の本を探すならここ!
というくらい、沖縄本の聖地といわれている、のかどうかはわかりませんが、沖縄のことを調べている人は一度はお世話になっているといわれている古本屋さんに行ってきました!
他のブログで、沖縄に行ってじゅり馬奉納神事を見学してきたことを軽く書きました。
沖縄本の聖地のような古本屋
じゅり馬を見学する他にも2つ目的があったのですが、その1つが、真栄原の古本屋、『BOOKSじのん』へ行くことだったんです。
BOOKSじのんを知ったのは、『沖縄オトナの社会見学』という本で紹介されていたからなのですが、まち歩きの本でわざわざピックアップされるほどの古本屋さんなんて、行くしかないじゃないですか!
もう、行く前から店内の想像が止まらなくて、ワクワクさんでしたよ。
ちなみに、この本はR18と書いてありますが、エッチなお店を紹介しているわけではありません。
あえていうなら、グルメを含めてディープな沖縄のまち歩きガイド という表現が当てはまるかと思います。
那覇からBOOKSじのんまでの行き方
BOOKSじのんは宜野湾市真栄原にあります。
さて、那覇からじのんへは、旭橋駅のバスセンターからバスに乗っていきました。
一番近いバス停は真栄原ですが、 とりあえず第ニ真栄原というバス停が目の前にタコス屋さんがあるし、便利です。
あと、第二真栄原で降りたのは、もう1つ観たかった場所があるので都合が良かったためです。
第二真栄原に止まるバスは、バスセンターの窓口で聞いた限りでは4路線あるので、片道50分くらいかかりますが、行くのに不便は感じませんでした。
実際、ぼくはお昼の2時過ぎにバス停へ行きましたが、すぐに第二真栄原で止まるバスに乗れました。
第二真栄原からBOOKSじのんへは、歩いて5分弱です。
今はスマホがあれば、GoogleマップやiPhoneのマップで行き方がすぐにわかるのでルートは端折りますが、この喫茶店が歩くルートの1つの目印です。
このお店の角から脇道に入って、またすぐに左折の路地があるので、そこを大通りに出るまでまっすぐ歩いてください。
そして、大通りに出たら右折して少し歩くとお店に到着します。
ちなみに、喫茶店の角を曲がってそのまままっすぐ歩くと、まち歩き好きなら一度は見ておきたい、活況だったころはキャンプシーズンに野球選手がこぞって通ったと噂の、今はすっかり寂れてしまった「あの町」に着きます。
やっぱり素晴らしかったじのん
さて、BOOKSじのんに到着しました!
店外の100円コーナーにも気になる本が見えましたが、今回はバスの都合で30分しかいられなかったため、すぐに店内へGO!です。
店内の写真は、さすがにマナー違反だと思ったので撮っていません。
でも、とりあえず入ってすぐ、目に飛び込んできたこの表紙にやられました。
まさにゴングが鳴ってすぐ、開始10秒でノックアウトです。
この格好良さ、たまらないでしょ?
これまた、特集がいい。
沖縄初の印刷工業団地誕生ですって。
このオキナワグラフについては、また後日ブログで書きますね。
店内には、他にもオキナワ関連だけで構成された文芸や風土、歴史の棚があって、個人的には時間に余裕があったら1つの棚に30分はかけてじっくりと佇ませていただきたいと思ってしまいました。
あと、本土ではまず流されないような、基地関連の情報を扱ったグラフ誌や新聞もあって、興味深いです。
ハブだけの研究書をはじめとした、沖縄っぽい学術書もじっくり見たいところです。
おわりに
沖縄に遊びに行って、わざわざ古本屋へ行く人も少ないと思います。
また、那覇からバスで50分かかるので、数日間のスケジュールに組みこむのが難しいのは確かです。
だから、万人向けの観光スポットではないですが、まち歩きと本が好きなら、一度は真栄原に行って見るのをオススメします。
本が好きなぼくとしては、やっぱり古今の歴史を問わず沖縄を知りたいなら一度は行くべき場所でした。
そして、また行きたくなる素晴らしい古本屋さんでした。
以前紹介した沖縄本です