ストレイバード はぐれ鳥の止まり木

社会のはぐれ鳥 ストレイバードのブログです。主に昭和レトロで微妙な本、珍本、奇本を中心に紹介しています。

沖縄が好きなら必読の一冊!泡盛の文化誌-沖縄の酒をめぐる歴史と民俗

日本の中でも、独自の酒文化を持つ沖縄。 沖縄といえば泡盛! とはいえ、お酒が好きな人なら泡盛と九州の焼酎との関係が気になったり、泡盛と食文化について知りたいという人もいるのではないですか? 今回は、泡盛の歴史についてまとめられた本を紹介します…

[続怪奇亡霊大百科]心霊ホラーブームの絶頂期発行にふさわしい内容にドキッ!

ケイブンシャの大百科は、1970~1980年代生まれの人なら一度は目にしたことがあると思うシリーズです。 今回は、そのシリーズの中でも、たぶん人気ジャンルだった怪奇ものを紹介します。 続怪奇亡霊大百科 本書の構成 実際に起こった恐怖の事件 恐怖のホラー…

無駄と余白のあった昭和の記録[裏昭和史探検 風俗、未確認生物、UFO…]

平成の終わりから令和にかけて、若い人の間ではちょっとした昭和ブームが来ているそうですね。 たしかに、昔、名古屋の遊郭があった場所にもカメラを持った女性が歩いているのを見かけることがあります。 最近では、スナックが若い女性にも人気があるらしい…

フランスが空き店舗を解消した方法-書評フランスの地方都市にはなぜシャッター通りがないのか

ぼくは昨年から、とある商店街のお店再生にかかわらせていただいているんです。 あなたも旅行や出張で地方へ行ったとき、その地元の商店街がすっかりシャッター街になっているのを見たことがあるんじゃないですか? そういう商店街へ入ると、お年寄りがシル…

テレビランドわんぱっくは昭和のファンシーなデザインも懐かしい本[ファミリーコンピュータ大図鑑PART6]

あなたは、子どものころに買った本で捨てられずに現在も本棚に残っているものはありませんか? 今回紹介する本は、ぼくがずっと捨てられずに持っていた、そんな1冊です。 本を開くと、端々からファミコン全盛期の時代の香りがただよてくる気がしていいんです…

[表徴の帝国]を読んで〜日本文化をフランス人が体験して見えたものは空無の中の特徴線?

今回の本は、以前紹介した佐藤隆信氏著の『新宿二丁目』の中で出てきたもので、その新宿二丁目の流れで本書も手に取りました。 手に取りましたが・・・、 難しすぎてなかなか読み進められないし、数行読むだけでいろいろな情景が頭に浮かんできてしまい、途…

[大正・吉原私記]吉原遊廓の大文字楼から語られる当時の日常と文化に浸る

最近、女性の間でも遊廓跡を散策するのが流行っているそうですね。 現代では遊廓がそのままの姿で残っている地域はありません。 でも、地方へ行くと昔の名残のある建築物を見かけます。 名古屋の中村大門もその一つですが、当時を感じられる建築物は松岡健友…

クロちゃんと豆柴の大群がKAMINOGEに登場しても違和感がない理由[KAMINOGE 97]

いや~、路線変更(とは誰も言ってないんだけど)で衣装が黒に変更になったことが、いまだにザワついてますねえ。 豆柴の大群 KAMINOGEでは、元プロデューサーのクロちゃんのインタビューがたっぷり載っていて、読んでいるだけで人生の迷宮に迷い込んだ気に…

働き方はさらに次のステージを考える時期に[ジエンドオブジョブズ僕たちの20年戦略]

この本を読んだ理由は、今後の社会予測を書いてあると思ったからなんですよね。 タイトルを見て、これからの20年間で社会に起きる変化をどう考えてサバイブしていこう?ということを実際の統計データなどから分析して解説したものだと思っちゃったんですよ。…

漫画マリア-マンガ喫茶と昭和で終わったものと忘れてきたもの

今回は、本来は取り上げるつもりがなかったマンガを紹介します。 このブログは、なるべく昭和に出版された書籍を紹介するのを目的にしています。 と言いながら、印象に残った本ならなんでも紹介しているのですが。 ただ、マンガは紹介するつもりはなかったん…