今回は、素敵な本屋さんを紹介します。
三軒茶屋の静かな住宅街にある、
Cat's Meow Books (キャッツミャウブックス)さんです。
ぼくは最近、本屋仲間が増えたのですが、その仲間達から必ず名前が挙がる本屋の一つが、キャッツミャウブックスだったんですよね。
それで、どうしても一度行ってみたくて、東京に用事があった時に滞在日数を1日伸ばしてお店へ行ってきました。
感想は、「行って大正解だった〜。」
猫の気分でお店まで歩く
今回初めて訪れたのですが、ぼくはそもそも三軒茶屋は初めての場所で、右も左も分かりません。
iPhoneの地図を頼りに歩いていきました。
でもねー、iPhoneが案内してくれたルートがくせものだったのですよ。
ネコの散歩道のような、細い路地を案内してくれるんですねえ。
というか、何度か道を間違えて道を引き返していると、踏切のそばに美味しそうな町中華屋があるのですが、よ〜く見るとその建物の横に細い細~い道らしきものが見えたんです。
「あれ?なんかおかしいな〜、怖いな〜。
もしかしてこの抜け道みたいなのを通れってことかな〜?」
というか、選択肢はもうその道以外なかったので意を決して通り抜け、しばらく進むと突然お店が見えてきたのでした。
猫ネコねこだらけの本たち
キャッツミャウブックスさんは、猫の本の専門店です。
店内に並んでいる本は、猫を中心に扱った本や写真集だけでなく、小説やエッセイの中の1シーンに猫が出てくる本も含んで並んでいます。
だから、まずは店内に所狭しと並んでいる本を眺めながら、猫に関連する本ってこんなにあったのか!と本が好きな人は感動してしまうでしょう。
店内は2部構成
ちなみに、店内は2室に分かれています。
まず、入り口を入ってすぐのレジのある部屋には新刊が並んでいます。
つぎに、レジの横にある扉を開けて靴を脱いで部屋に入ると、真ん中にはテーブルがあり、周りの本棚は古本を中心に並べてあります。
猫に癒されながら本を選ぶ
なぜ靴を脱いで入るのかというと、この部屋には猫ちゃんがいるからなんです。
猫ちゃんがいるので、部屋に入る時はスリッパに履き替え、猫カフェのようにアルコールスプレーで手を消毒します。
レジでは生ビールを含めた飲み物を買うことができるので、猫が好きな人はこの部屋でのんびり過ごすんですって。
あ、この部屋は寝ていた猫ちゃんに遠慮して、写真を撮りませんでした。
保護猫たちを応援したい
※この猫はキャッツミャウブックスにはいません。知り合いの保護猫カフェにいた子です。
ちなみに、この部屋にいる猫たちはみんな保護猫です。
だから、里親さんを募集中なんですよ。
これは蛇足ですが、ぼくは保護猫カフェをしている方たちと縁があってよくお話を聞くのですが、保護猫と里親をつなげる活動って本当に大変なんですよね。
やっぱり生き物を扱うわけですし、予防接種なども里親さんと繋げる前に保護猫カフェがお金を負担していることがほとんどなんですね。
だから、というのも変かもしれないですが、キャッツミャウブックスさんに行ったら本をせめて1冊は購入してもらいたいなと思っちゃいます。
お互い様的な気持ちでね。
キャッツミャウブックスさんの本
キャッツミャウブックスさんは、
『夢の猫本屋ができるまで Cat's Meow Books』
というタイトルで、オープンまでの経緯などがまとめられた本が出版されています。
いつか、本屋を開きたいという夢がある人は、一度読んでみてはいかがでしょうか?
あと、お店にはオリジナルのZINEもありました。
中身は、お店にいる猫たちの写真と、お店がお勧めする本が紹介されています。
猫好きで、本も好きな人は必見です!
ぼくが買ったZINEは、シリアルアンバーが124/300でした。
ちなみに、写真の右側においてある肉球は、愛知県瀬戸市の和菓子屋、川村屋賀栄の猫饅頭です。
まとめ
写真は、キャッツミャウブックスさんのブックカバーです。
ブックカバーもオリジナルデザインで、こだわっていますよね。
しかも、カワイイ。
こういうこだわりも、猫好きから愛される本屋になる秘訣なんだろうなあ。
キャッツミャウブックスさんは、本屋が好きな人なら一度は訪れてみたいお店だと思います。
あと、キャッツミャウブックスさんは通販をしていないので、ぜひお店に行ってネコ本に囲まれる体験をしてもらいたいです。
東京以外に住んでいる方で、つぎに出張などで東京へ行く機会がある方は、お店は22時まで開いているので少し時間に余裕を持たせたスケジュールを組んでみてはいかがでしょうか?
本当に素敵なお店でしたよ!