オカルト
好きなんですよね〜。
ワタシと同じ団塊ジュニア世代の人は、
みんな!
好きなんじゃないですか?
今でも、スカパーで呪いのビデオを放送しているとうっかり観ちゃいますよねえ。
ただ、地上波の心霊系番組はちょっとヒドイ。
呪いのビデオなどに入っているネタの怖いところだけをつまんで 流しているだけですもんね。
あんな即席番組で、芸人やモデルがワイプで「うわ〜〜!!」とか「ギャ〜〜!!」って言ってるだけでギャラがもらえるって、
どんな格差問題だよ!
って思ってしまいますな。
インターネットがまだすごくマイナーな存在だった22年前は、テレビの奥にはまだ夢があった。
インターネットが普及し出した21年前から、テレビから急速に夢が遠のいていった。
デジタルカメラが普通になった今、心霊写真や心霊映像はリアリティが増したが、みんな怖がりながら心の奥ではエンターテイメントだと理解し楽しんでいる。
貞子は、1枚数百円のBlu-rayディスクを通し4Kテレビから出てきてはいけないのだ!
ジェイソンは、バカな学生がおっぱい丸出しで能天気にエッチをしているからこそ恨み甲斐があるのだ!
子供の頃、夏になると「あなたの知らない世界」が今日は放送されるんじゃないかってドキドキしながらお昼を迎えていたし、宜保愛子が出演する番組はとりあえず観ていた気がします。
最近のオカルトは、デジタル化が進むにつれ、いかがわしさの境界線を感じられなくなった気がしませんか?
[いかがわしさのドキドキ]をエンターテイメント手法で埋め合わせしている感じだでしょうか。
ハリウッド映画のように大げさな曲、効果音をつけてみたりして、信ぴょう性の薄さを隠そうとしています。
全く。最近の霊の皆さんは、貞子姉さんをもっとリスペクトした方がいいですよ!
ワタシはまさに70年代の世代なので、この本は「懐し~~」という感じで楽しめましたが、ちょっとビックリしたのは、[ノストラダムスの大予言]は日本独自の解釈で、グローバルな解釈ではなかったという点です。
ちなみに、[山田孝之の元気を送るテレビ]はまさに怪しさ満点だった頃のオカルト番組のオマージュですよね。
頭に汗をかけば、怪しくて面白い番組もまだまだ作れそうだ。
といういい事例になったと思うんですけどね。