カルチャー
花電車芸人を読んで後継者もままならない庶民の芸を残していく方法を考えてみたは八木澤高明著のストリップ劇場で披露された芸の歴史を追ったノンフィクションの書評のようなものです
エコのデータを見るときはトリックにだまされるな〜地球にやさしい「本当のエコ」クリーンエネルギーの注意点や林業について書かれた本書から考えたことをまとめました
ドキュメンタリー映画のドキュメンタリーは青春だった〜ヨコハマメリー白塗りの老娼はどこへいったのかは映画内容をさらに深めるのに役立つ政策ノートで河出書房新社の文庫です
映画ヨコハマメリーを観てぼくをセンチメンタルな気持ちにさせた2人の女性で観終わった後の感情が複雑すぎて消化しきれなかった理由を探りつつもうひとりの書生について語りました
これも東京が積み上げてきた歴史の多彩な魅力の一面〜花街の引力東京の三業地、赤線跡を歩くは昭和レトロや遊郭跡を散策するのが好きな人にお勧めの本で名古屋の三業地についても触れました
ズレちゃう界のカリスマ2人が対談したらやっぱり面白かった〜世間とズレちゃうのはしょうがないでは養老孟司さんと伊集院光さんの世間との折り合いの付け方から学んだことを書きました
1989年。 メガドライブが発売された年。 それから31年後の2020年、夏。 高校生だったころ、友達はだれも持っていなかったメガドライブに夢中になっていたアラフィフとしては、本屋で視線の端に写り込んだGO SEGAという大きな文字に振り返らずにはいられなか…
お題「我が家の本棚」 お世話になっている大学教授によると、新型コロナが蔓延して以降、地方移住を考えるようになった人が増えているんですって。 地方移住といっても、地方都市で住みたいというのではなく、いわゆる田舎への移住のことです。 たぶん、山奥…
沖縄はいいよな~。 (志村けんのいいよなおじさん風で。) 沖縄は大好きで、毎年1度は遊びに行きたい、いやここ数年は実際に行っているんですよ。 空港で飛行機から降りたときの、本土とは違う空気の重さや肌触り? 居酒屋の千ベロで、お酒が2杯ついちゃう…
忍者 それは、現代に生きる日本人ならだれでも親しみや憧れを感じたことのあるキャラクターでしょう。 年配の方なら、猿飛佐助? 中年なら、仮面の忍者赤影、忍者ハットリくん、ガッチャマン。 忍者キャプターは、ちょっとマニアすぎる? 現在の20代から子ど…
日本の中でも、独自の酒文化を持つ沖縄。 沖縄といえば泡盛! とはいえ、お酒が好きな人なら泡盛と九州の焼酎との関係が気になったり、泡盛と食文化について知りたいという人もいるのではないですか? 今回は、泡盛の歴史についてまとめられた本を紹介します…
平成の終わりから令和にかけて、若い人の間ではちょっとした昭和ブームが来ているそうですね。 たしかに、昔、名古屋の遊郭があった場所にもカメラを持った女性が歩いているのを見かけることがあります。 最近では、スナックが若い女性にも人気があるらしい…
ぼくは昨年から、とある商店街のお店再生にかかわらせていただいているんです。 あなたも旅行や出張で地方へ行ったとき、その地元の商店街がすっかりシャッター街になっているのを見たことがあるんじゃないですか? そういう商店街へ入ると、お年寄りがシル…
今回の本は、以前紹介した佐藤隆信氏著の『新宿二丁目』の中で出てきたもので、その新宿二丁目の流れで本書も手に取りました。 手に取りましたが・・・、 難しすぎてなかなか読み進められないし、数行読むだけでいろいろな情景が頭に浮かんできてしまい、途…
いや~、路線変更(とは誰も言ってないんだけど)で衣装が黒に変更になったことが、いまだにザワついてますねえ。 豆柴の大群 KAMINOGEでは、元プロデューサーのクロちゃんのインタビューがたっぷり載っていて、読んでいるだけで人生の迷宮に迷い込んだ気に…
大きな書店を歩いていると、小説のコーナーや経済・ビジネス、サブカルチャーなど、カテゴリー別に分けられて整然と並べられてある。 でも、新書と呼ばれる173mm×106mmの縦長で微妙な厚みを持った本たちが並べられた区画だけは異質だ。 自己啓発や歴史、宗教…
今回紹介する本は、本来の趣旨はテレビやネットの世界で蔓延する、理性的な判断を促すデータに基づく情報より、誇張を含めた感情的に脚色された情報によって、消費者であり有権者であるぼくたちの判断を誘導しようとする方法、技術に警鐘を鳴らす内容です。 …
この本を読むまで誤解してました。 沖縄の『辻』という街を。 辻と侏儷の物語―琉球の花街 (がじゅまるブックス) 著者:浅香怜子 発行所:榕樹書林 発行:2014年2月20日 じゅりの漢字について 現在の辻について どんな場所だったのか? 琉球文化はどのように…
心霊写真は『どういう道のりを経て』人の前に現れるのか? を多角的な視点で考察した研究書です。 心霊写真は語る [著者] 記録が残る心霊写真史 娯楽のために都合よく解釈された記念写真 霊が見えるという人は嘘つきか? 霊は怨念か意識高い系か、はたまた…
アイドルとプロレスは、むしろ読んで楽しむものです。 アイドルとプロレスは、むしろ読んで楽しむものです。 どこに魅力を感じるんだろう? アイドルの世界 プロレスの世界 カタルシススタイル期 プロレス最強ビリーバースタイル期 再び冬の時代へ・・・ そ…
コンドーム自販機・・・・ それは思春期の青年にとって、街の中で近寄りがたい聖地だった。 コンドーム自販機を巡る旅~コンドーム自販機もレトロガジェット 作者:ヒラタ 印刷:株式会社 RED TRAIN -ONE BOOKS- 初版発行:2017年3月26日 コンドーム自販機を…
いいよ、いい。 この本は印刷出版業の矜持を感じる。 こんなデザイン、今時の印刷会社でよくできたものだ。 まだ、職人気質な社員が残っている印刷会社だったのだろう。 コストばかり気にして人材派遣社員を増やし、熟練社員を軽んじてきた会社にはなかなか…
40代のおじさんで、この人を知らない人はいないでしょ。 と言うか、 連射の練習をしなかった人なんているの? って感じじゃないですか? そんな当時の子供に影響を与えまくった、今風にいえば インフルエンサー の本です。 高橋名人のゲーム35年史 意外な事…
女性が語る体で書かれているにもかかわらず、見出しに踊る土佐弁「進歩ないぜよ」の衝撃から1年後、続編が出版されていたとは! ANO- ANO Ⅱ「恋の教科書」 時代背景〜昭和56年〜 本書の構成内容は? ANO・ANOコンテンツ ANO・ANOカタログ ANO・ANOⅡ 恋の教科…
集団に馴染めず苦しんでいて、何か苦しみから解放される方法はないか? と悩んでいる人がいるなら、まずはこの本を読んでほしいと思います。 非属の才能 著者:山田玲司 発行所:光文社 初版発行:2007年12月20日 いやはや、この本は2007年に出版されたもの…
コンプライアンスに厳しい現在ですが、なるべく多くの人にフラットな目線で読んで欲しい一冊です。 AV女優、のち 著者:安田理央 発行:KADOKAWA 初版発行:2018年6月10日 この本は、現在は引退しているセクシータレント、いわゆるAV女優だった人たちのその…
ちろりん村 そんな村があることを知っている人は、相当な風俗マニアかディープなサブカルチャー好きじゃないでしょうか? ちろりん村顛末記 著者:広岡敬一 発行所:筑摩書房 初版発行:2016年5月10日 この本は、1984年2月に朝日文庫から発行されましたが、2…
大人になるというのはある意味、臆病になるということなんですよね~。 なんだかんだと言い訳したり、上から目線で否定したりするけど、それって心のどこかで臆病なところを隠している表現だったりするんですよね。 その人自身、そんな感情に気づいていなか…
ストリップ・・・・・ なんとも怪しい響きの言葉。 名古屋では全ての小屋が閉店して久しいですが、それは全国的に見ても同じで、衰退の一途をたどるのみの文化でございますなあ。。。。。 さて、今回紹介する本はこちら。 世界裸か美画報 11月増刊 発行:昭…
沖縄、いいですよね~~。 本土の人間がこんなことを言うとウチナーンチュから白い目で見られるかもしれないけど、沖縄にいると時間がゆったりと流れている感覚がして、心が落ち着く気がするんですよね。 普段、周囲に注意を払い続けて萎縮している心が、本…