ストレイバード はぐれ鳥の止まり木

社会のはぐれ鳥 ストレイバードのブログです。主に昭和レトロで微妙な本、珍本、奇本を中心に紹介しています。

信長の実像に迫る良書[ルイス・フロイスが見た異聞・織田信長]

織田信長は、言わずと知れた日本史上最強レベルの超カリスマですが、真の姿がどれだけ伝わっているのか疑問の残る人物の一人ですよね。 だからこそ、漫画やアニメで様々な姿に描かれるんでしょうね。 近年になって、信長の実像を描こうとした著作をパラパラ…

プロレスラーに理想を見た!青木真也著[ストロング本能]を読んで

ぼくのような、団塊ジュニア世代と呼ばれる40代にとって、プロレスラーは強さの象徴みたいなところがあります。 アントニオ猪木や長州力、天龍といったプロレスラーはもちろんですが、小学生当時に大ヒットしたキン肉マンの影響が大きかったんですよね。 だ…

沖縄復帰から1年後の世情を感じられる1冊[オキナワグラフ1973年7月号]

沖縄の古本屋で見つけた本を紹介します。 ぼくは、昭和に出版された本が好きなんですよ。 昭和の本を読んでいると、当時の流行していたものとか言い回しから当時の時代背景が透けて見える気がして、ノスタルジックな気持ちになるんですよね。 もちろんそれは…

高円寺の静寂空間[アール座読書館]で自分を見つめる時間を過ごす

前から気になっていた、東京は高円寺にあるブックカフェ、 アール座読書館へ行ってきました。 アール座読書館は、ブックカフェ好きなら一度は訪れてみたいお店の上位ランカーじゃないですか? いや、もしかしたら、伝説の歌番組『ザ・ベストテン』のルビーの…

沖縄本が好きな人が一度は行きたい古本屋BOOKSじのん

沖縄本好きあこがれの古本屋に行ってきました! ぼくのブログを読んでくださっている方は、なんとなく気づかれているかもしれませんが、ぼくは沖縄本が好きなジャンルの1つなんです。 沖縄には、沖縄独自の出版文化があって、本土にではなかなか見かけるこ…

脳を解放することは人が呪縛から解放されること[フランスの天才学者が教える脳の秘密]

表紙を開くと、まずこの一文がお出迎えです。 「汝の人間性が命じるものに従え、他者の賛美を求めるな。自ら法を作り、それに従う者が真に気高く生き、誇らしく死ぬ。他の人生は生ける屍、亡霊だけが住む世界だ」 リチャード・フランシス・バートン『ヤズド…

『琉球の花街 辻とじゅりの物語』からレトロブームのその先ついて考えた。

この本を読むまで誤解してました。 沖縄の『辻』という街を。 辻と侏儷の物語―琉球の花街 (がじゅまるブックス) 著者:浅香怜子 発行所:榕樹書林 発行:2014年2月20日 じゅりの漢字について 現在の辻について どんな場所だったのか? 琉球文化はどのように…

[仕事文脈vol.12]社会人は、お金と信用について一度は必ず悩むよね。

仕事文脈 vol.12 特集『お金文脈』 発行所:タバブックス 発行:2018年5月12日 先日の、円頓寺 本のさんぽみちでタバブックスが出店していたので、そこで見つけて購入しました。 いま旬な考え方 出店して気づいた2つのヒント 繰り返すことによってできる信用…

ストレイバードは円頓寺本のさんぽみちで会えますよ〜。

さん、サンサン、さんぽみち〜〜〜♪ 『円頓寺 本のさんぽみち』 円頓寺商店街について 散歩に向いている理由 まとめ 円頓寺商店街って知ってますか? 名古屋駅から15分ほど歩いたところにある、近ごろ名古屋の人気スポットになっているところです。 その商店…

心霊写真についてすごく真面目な研究書[心霊写真は語る]

心霊写真は『どういう道のりを経て』人の前に現れるのか? を多角的な視点で考察した研究書です。 心霊写真は語る [著者] 記録が残る心霊写真史 娯楽のために都合よく解釈された記念写真 霊が見えるという人は嘘つきか? 霊は怨念か意識高い系か、はたまた…